プログラム |
日付 | 講師 | 内容 |
第1回 4月24日(土) (10:40-12:10) |
佐伯 徹
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失敗学概論~ミニ事例解説 -失敗学ってどういうもの?- -「メディア等の情報」をどう捉えるか- |
(失敗学概論) 失敗学とは?失敗とミスは違います!失敗の本質を理解し『後世へ継ぐ』ことの大切さや、失敗学会データベースの活用方法について紹介します。 (ミニ失敗事例解説) 「メディア等の情報」を私達はどのような心構えで見聞きし、テレビやインターネットの情報を踏まえてどう行動していくか、例題から考えていく。 |
第2回 5月22日(土) (10:40-12:10) |
三田 薫
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地震防災と失敗学 -関東大震災から考える私たちの地震防災- |
10万5,000人が亡くなった関東大震災の発生からから間もなく100年を迎えます。この間、阪神淡路大震災で6,400人を超える死者、また東日本大震災でも2万人を超える死者・行方不明者が発生、さらに福島原発での爆発事故などに見られるように、現在の地震防災は多くの面で失敗していると言えます。なぜでしょうか?1923(大正12)年9月1日に発生した関東大震災をもう一度振り返り、現在の地震防災を失敗学の観点から考えます。 |
第3回 6月26日(土) (10:40-12:10) |
佐々 正光
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いつまでたってもなくならない犯罪を、どのように対処すればよいのか? コロナ禍における犯罪とコンピュータ犯罪との相似点
-コンピュータを利用して、犯罪抑止に役立てるための一方策- |
- コロナウィルス禍における犯罪と、コンピュータウィルスによる犯罪は似通った点がある。
- 「和歌山県新型コロナウイルス感染症に係る誹謗中傷等対策に関する条例」が制定されたが、「いじめ防止対策推進法(平成25年法律第71号)」との相違点は、何か?
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第4回 7月24日(土) (10:40-12:10) |
大澤 勲
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良いことづくめだった”新交通システム”の失敗はなぜ? -廃線に至った路線の検証- |
脚光を浴びて全国に開通された数々の新交通システムは1件を除いて赤字路線であった。愛知県が国の補助を受けて鳴り物入りで開通したニュータウンと結ぶ新交通システムが赤字続きのまま15年で廃線に至った。その高架のインフラ残骸は15年たった今もほとんどがそのまま残っている。その失敗例から何を学べるであろうか?姫路市にも、新モノレールが廃線になり橋脚が虫食い状態でまだ残されている。 |
第5回 8月28日(土) (10:40-12:10) |
平松 雅伸
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新型コロナウイルス?都市ロックダウンが招いた、多数の死傷者を発生させた有害化学物質漏洩事故 -『工場休止時の安全管理と周辺地域への広報~避難』を考える- |
- 2020年3月から約40日、新型コロナウイルス感染防止~パンデミック対応として、インドではロックダウン~都市封鎖が実施された。
- 5月7日未明、操業停止中の工場から、タンクに保管されていた化学物質有毒ガスが漏洩し、周辺住民が、吸引し、急性中毒により、多数の死傷者が発生した。
- なぜ漏洩したのか、なぜ多数の住民が被災したのか、要因と再発防止策~教訓を考える。
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第6回 9月18日(土) (10:40-12:10) |
三国 外喜男
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あっと思ったら「失敗は人ごと、それとも我がごと?」 -自分が失敗することを考えると・・・・・でも学ぶと失敗が減るのです- |
- なぜ、このような失敗を・・・原因はあるのです。せめて、事件事故の被害が小さければと。いろいろな思いが頭をよぎります。時計を少し戻してストーリーを考えてみましょう。
- 家庭でも、仕事でも、人は選択の連続です。
- 皆さんは失敗を恐れて躊躇することがありませんか?その時に頭に描くことは何でしょうか。失敗学を学ぶと、躊躇することなく選択することに自信がつきます。そして成功への道筋です。
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