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兵庫大学失敗学シリーズ15


 2015年後期より始まった、失敗学会大阪分科会による講座【失敗学シリーズ】は、好評のうちに2022年度後期も提供されました。
 2023年前期はZoom講演のみで行われることとなりましたので、お知らせします。

通常講演:兵庫大学失敗学シリーズ15
受講料: 全6回 6,000円(定員200名:各回ごとの申込可)
★失敗学シリーズ-失敗学シリーズ-事例と教訓 その15-申し込みページ

◆講演に関する問い合わせ◆

プログラム
日付講師内容
第1回
4月28日(金)
(10:40-12:10)
佐伯 徹
失敗を通じた企業成長!
-今すぐできる失敗データ活用術-
※第1回講座のみ金曜日開催ですが、実施後オンデマンド配信されますので、聞き逃すことがないように配慮しております!
日本の企業では,何らかの事件やトラブルが起こった場合,すぐに原因究明を行い,原因を特定したらそれで幕引きにする風潮があります。しかしながら,原因究明だけでは,真の失敗原因にたどり着かず,企業の成長に活かすことができません。本講演では,失敗学の成果をもとに,「なぜ失敗を次に活かせないのか」,「今の状況を打開するために何をすべきか」を具体的に解説します。
第2回
5月13日(土)
(10:40-12:10)
三田 薫
あなたは安全か~セルフスタンドの利用
・セルフスタンドはどういうもの?
・セルフスタンド利用上の注意しなければならないことは?
(セルフスタンドの安全性)
我が国においてセルフスタンドは1998年に解禁、ドライバーにとって身近なものとなりました。セルフスタンドの安全性はどのように確保されているのか?写真やイラストを用いて説明します。
(ミニ失敗事例解説 )
セルフスタンドの解禁後、どのような事故(失敗)があったのか、セルフスタンドの利用者として守らなければならないことは何かについて学びます。
第3回
6月17日(土)
(10:40-12:10)
岡田 敏明
私の失敗学『過去の講演・発表を通じて今思うこと』
・個人的な体験から失敗学へそして未来へ
・失敗学で活かされた第二の人生(セカンドライフ)
(人との不思議な出会い)
21年近く勤務した製紙会社を追われるように退職して24年あまりが経過。失敗学を通じて出会った人たちも含めてその間多くの知人・友人そして支援者に恵まれてきた。今一度この出会いを振り返り、これからの未来に向けて考察してみた。
(ミニ失敗学事例解説)
千年釘『白鷹幸伯』 氏との出会い、危ない遊具?『安田祐治』と外遊び遊具協会『吉岡静夫理事長』、庭宇宙アイトワ主宰『森孝之』 ほか多くの出会いから次の人生、次の未来を俯瞰してみた。
第4回
7月8日(土)
(10:40-12:10)
大澤 勲
「知っているつもり」で起こる失敗は、「分かれば」防げるか?
- 知識不足、理解不足で起きる失敗と事故-
日頃私たちは、あることを『知ってる』とか『分かってる』と言います。実は、知識不足、理解不足で起きる失敗と事故が多くあります。対象が、単純な行為、製品単品、システム、社会、国際間(例:ウクライナ戦争)になるに従い複雑になり、理解することも難しくなって失敗が多くなります。理解と失敗について、皆さんと一緒に考えてみたいと思います。
第5回
8月5日(土)
(10:40-12:10)
平松 雅伸
インクルーシブ(誰一人取り残さない、取り残されない)防災減災とは
-被害者群の特性から、犠牲者を最小化する仕組みを考えてみると-
・温暖化の影響で、梅雨や台風、水害~土砂災害が拡大~激甚化しています。
・避難できず、亡くなった方々の特徴が分かってきています。
・高齢者や障がい者、2階があっても、1階で溺死した方等、課題が見えています。
・災害時ケアプラン等、介護事業者行政地域コミュニティの連携、日常からの備え、避難を促進~犠牲者を最小化できる仕組みの拡大が必要です。
第6回
9月9日(土)
(10:40-12:10)
三国 外喜男
イベントの実施前に反省会をしよう
-失敗したくなかったら、イベントに隠れている失敗をウォッチング-
イベントは主催者が一人であれば、思った通りできるのかも知れませんが、グループなど集団になると、好き放題度の意見が飛び交い、まとまりが無くなります。イベントのストーリーと、そこに発生する問題点ストーリーを予測しませんか。それが実施前の反省会です。


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