失敗学会

【デザインチャレンジ】
デザインチャレンジの課題となり得るテーマについて話し合った。

三田、平松、松野、飯野:
    ガソリンの携行缶の安全性アップのため、ガソリンの温度のよって携行缶の塗 色が変わる塗料を開発する。
　例えば常温では赤色とし、もし液温が40℃を超えると赤 色が白色の変わる携行缶を開発する。
　理由・・・ガソリンの最も沸点の低い成分は約40℃であるから。

川久保、辻岡、木田:
    バルブ開閉の危険体験VRシステム

佐伯、森田、谷:

• すり減らない靴
• マルチホームのアナウンスが区別しにくい

高橋、高橋:

• 高齢者の入浴支援
• 認知症危険を知らせる仕組み
• ドローンの荷物受け取り支援。ドローンからの攻撃を抑止。

森田(2グループに参加)、田中、江田:

• 北海道の中でも最低温度地域の釧路から、温暖化に関する話題 　　
• 部屋の温度調整

講演1
講演者：飯野 謙次
演題：失敗知識データベース‐意図検索エンジン
内容：　失敗知識データベースは、失敗学会ホームページの中で 圧倒的にアクセス数が多く、失敗学会の貴重な財産である。
　しかし2008年以降、事例が追加されていないのが現状だ。
また、開発当時は、原因、行動、結果の抽象化を行い、 画期的な事故事例集ではあったが、作業者の意図を 抽象化して記録をしていない。
　これから失敗をする人は、作業の意図はあっても、原因に ついてはまったく思い至っていないから失敗をする。
　今回「意図検索データベース」をリリースし、失敗学会員 は誰でも事例を追加できるようにする。このデータベース を紹介し、事例追加について説明する。

デザインチャレンジ
内容：　私たちが気づく世の中の不便、また気が付いていない不便、 どちらも言葉にするのが難しい。第2部では、参加者で グループを形成し、デザインチャレンジの課題となり得る テーマについて話し合い、発表する。