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ME317最終発表会
2005年6月1日, Stanford, California -- ME317"Design for Manufacturability"は,スタンフォード大学
機械工学科の中でも“産”と“学”が密接に結びついた主要講座の1つである.
2004-2005年度最終発表会も,講座参加企業のほか,卒業生,学部教授陣など居並ぶ中で
生徒達が1年間のプロジェクト開発の成果を発表した.
この講座には,米国内だけではなく,ヨーロッパ,日本からも参加企業は多い.今年参加の企業も,
BAE, Ebara,Toyota,SLAC,Nissan,SAVI,Medtronics, St. Jude Medical と多彩だ.
講座内容は,製造業を対象に構成されているが,創造性,アイデア捻出と
いった人間の知的活動を支援したり,新規事業の効果予測を定量的に行うツールを,
体系化し教えている.製造業界でも最先端の企画手法の教授と言えよう.その成果を求めて
医療界からも参加企業が続いている.
各グループは3名から4名の生徒からなり,半年間,講義と宿題をこなすほかに,
本講座のプロジェクトに学生生活のかなりの時間を割くことになった.後半のME317B講座の最終発表会は,
その集大成である.今年の発表は,生産管理の制御システム,半導体製造の工程改良,自然災害に強い自動車,電池式自動車,コンテナ扉の
開閉・内部温度条件モニター付き鍵装置,心臓病患者の状態モニター装置等,実に多彩なプレゼンテーションが行われた.
この講座は,Stanford Center for Prefessional Development (SCPD: スタンフォード社会人能力開発センター)
により,オンラインで提供されている.当日発表の上記6社に加え,世界中からさらに多くの一流企業が
ME317をライセンス受講している.2005年は,日本国内でも中小企業を対象に,
サイドローズエルピー社が1人でも同講座が受講できるようライセンス講座を試みる.当初は失敗学会
主催の提供を考えていたが,ライセンス講座開講に投資リスクが伴うため,これを断念した.
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(いいの・けんじ)
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質疑応答にも熱が入る
発表に聞き入る聴衆
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