2005年9月3日, Tokyo Japan -- 2004年に発足したゲームと失敗学分科会(SIGGAME)が、
フォレスト本郷において本年度第1回会合を開催しました。分科会代表の<
中尾政之東京大学教授(失敗学会副会長)をはじめ、2004年度から継続SIGGAMEメンバー8名と
2005年度より参加の2名、そして東京大学中尾研究室より1名の合計11名で、
今年度のゲームの方向性について検討しました。
昨年度の「ベンチャー2004」はベンチャー企業の立ち上げを想定し、経営力、
技術力を問うクイズの作成と、クイズに挑戦した回答者が評価を行う
というシステムを構築しました。さらに回答者も、立場を変えて新しいクイズを
定義公開できるしくみを作り、コンテンツ収集の新しい方策を示しました。
ベンチャー2004は
このリンクで失敗学会員に開放されています。
今年度はゲームの効果を統計分析する計画で、
その分析の手法について討議をしました。その結果、
・多くの企業でも採用されている、危険予知訓練のテスト項目を採用する
・失敗知識習熟テストをインターネットで実行できる環境を整える
・学生と社会人、ゲーム習熟者と初心者で4つのグループの成績を見る
・失敗学会員にとどまらず、会員の周りからも一般参加者を募る
という意欲的な試みがなされます。
ゲーム参加に御興味のある方や団体、また質問等のご連絡は
SIGGAME事務局(
SIGGAME@shippai.org)
までお願いします。