June 2, 2006, Tokyo Japan -- 失敗学会分科会の
『
失敗体験ネットワーク』が、
全国の失敗体験施設を調査、その情報をデータベースに記録している。このたび、
そのデータベースが失敗学会ホームページから一般公開された。現在記載されている施設は13だが、
同分科会は、これから積極的に訪問・調査を行って記載施設を増やしたい意向だ。また、
将来、失敗学会員なら誰でも失敗体験施設についての情報を揚げられるようにしたいと考えている。
このデータベースをアクセスするには、
ここをクリックしてください。
2004年12月27日発、畑村洋太郎失敗学会会長の
提言
をきっかけに、結成された
失敗体験ネットワークは、中田邦臣氏をリーダーに現在15名のメンバーが活動している。
同分科会は今までに、
消防博物館、
本所消防体験館、鹿島地区体験設備、
そして埼玉県移転のため、今では閉館となった
東京神田交通博物館などを訪問しており、
今後もJAL安全啓発センターを始め、『過去に起こった事故や失敗など、
実際に擬似体験ができたり、そういった事例について詳細に学べる施設』を訪ね、
それら施設に関する情報を随時このデータベースで紹介していく予定だ。
このデータベースから、各施設をクリックすると、写真、
その他補足説明文書へのリンクがあり、続いて、訪問者による施設の評価が見れる。
自分も訪問してみたい向きには、参考になるだろう。
各施設は所在都道府県別にもリストできるのが便利だ。
失敗体験ネットワークでは、
この情報収集、グループ訪問に参加するメンバーを募集している。興味ある会員は、以下連絡先までメールを送ればよい。
連絡先:
sigmuse@shippai.org 失敗体験ネットワーク(リーダー:中田邦臣、事務局:上原 龍、失敗学会事務局)