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推薦図書 「山岳遭難の構図」
「山岳遭難の構図―すべての事故には理由がある 」
著者: 関西大学総合情報学部 青山千彰
発行日: 2007年1月23日
定価: 1,785 (税込)
出版社: 東京新聞出版局
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内容:
年間1,300件、死者250人にも及ぶ山の遭難。だが、これまで
事故の科学的な分析が行われてきたと言えるだろうか。遭難生還者による経験的
な説明にとどまっていたのではなかったか--。関西大学総合情報学部教授であ
り、日本山岳協会遭難対策常任委員の著者が豊富な事故データベースを駆使し、
ヒューマンエラー、道迷い、加齢など、さまざまな山岳遭難要因にスポットライ
トをあて、遭難の「迷宮」から脱出する「鍵」を提起している。毎年500人前
後が遭難している道迷い事故では、実際、道迷い実験を敢行。人がなぜ、どう
迷ってゆくかを指摘、その対処法を教えてくれる。山の専門誌「岳人」連載「山
の危機情報論」を大幅に改編、加筆--。
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