特定非営利活動法人

失敗学会

広告掲載について 広告掲載について 広告掲載について 広告掲載について
 入会案内
 連絡先
 International
   日本語ホーム
 組織
   設立主旨
   法人会員
   個人会員 
   分科会
   貸借対照表
   個人情報保護方針
 ニュース
   過去のニュース
   関連・推薦書籍
 会員ページ
   パスワードを忘れたら
   会員個人情報変更
   失敗学フォーラム
 〒113-0033 東京都
 文京区本郷 5-29-12
  admin@shippai.org  


福知山線脱線事故のあと

 2005年4月25日、107名の尊い命を奪った福知山線脱線事故が発生した。ちょうどその時、 私は山陽新幹線で近くを通っていた。 事故を知ったのは新居浜の駅で乗り換えの時、大勢の人が食い入るようにテレビモニターを見ていた時だった。 その時はまだ、死者数十名と報じていた

 その後失敗学会では、2007年大阪夏の大会 [ 公開アナウンス | 報告(会員のみ)]で、 この事故でご遺族に講演を聞かせていただき、その演者から、是非事故調の報告書を読み、 思ったことを教えてほしいと大阪分科会に依頼があった。
この長く詳細にわたる報告書を読み、またその記事を年鑑に発表するため、再び読むことになった。 その結果は2008年大阪夏の大会で発表 ()し、 さらにここに紹介する記事を書いた。

 本事故は非常に痛ましく、亡くなった方の苦痛やご遺族の心痛を推し量ろうにもとてもできないことだ。 私達にできることは、せめて同じような事故、同一の原因による災害を少しでも減らすこと。
 しかし、この事故に対するその後の対策の報道を見るたび、 どうも運転者の注意力強化にあまりに力を注ぎすぎているのではないかと感じる。人の注意力に頼っていては、 いつまで経ってもこのような災害を防ぐことはできない。同じ運輸業界ながら旅客航空の世界では、 『パイロットは正常な操縦をできなくなることがある』前提で対策を備えている。 今一度、原点に戻って考え直さなければならないのではないか。
[ 飯野謙次 ]


失敗年鑑2005記事>>福知山線脱線事故

>>失敗年鑑記事一覧はこちらから

8 9  10月 11 12 1
2031年10月
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 

失敗知識DB

失敗年鑑

個人会員紹介
2508番様のページ

法人会員紹介

失敗体験施設名鑑
 
Copyright©2002-2024 Association for the Study of Failure