第6回大阪夏の大会
		
	  今年も失敗学会暑い夏のイベントの時期が近づいてまいりました。
		 毎年好評をいただいている大阪夏の大会も、今年は第6回となります。開催要領は以下の通りです。
		今年も皆様に知的好奇心を喚起していただけますよう、考えされられるものあり、お笑いあり、
		涙するものありの盛りだくさんの内容です。
		 どうぞお誘いあわせの上、御参加いただけますようお願いいたします。
		日 時:2009年7月18日(土)、10:00-17:00
		場 所:
大阪府社会福祉会館5階ホール(
地図)
		参加費:会員 3,500円、一般 7,000円
		
		本イベントは終了しました。
		
		
スケジュール
		
		09:30 開場
		10:00 開会の挨拶【大澤勲】
		10:05 『失敗しない最強のチーム作り』【飯野謙次】
		11:10 『患者・家族と医療者のより良い関係を目指して』【北田淳子】
		12:15 (休憩)
		13:15 「ことばと人間関係」~人を動かす会話のコツ【近藤三城】
		14:20 『風で織るタオル』【池内計司】
		15:25 (休憩)
		15:35 『和釘に千年の命を打ち込む』【白鷹幸伯】
		15:40 閉会の辞【大澤勲・飯野謙次】
		17:00 終了
		17:30 懇親会(参加費は別途実費)
		
	
	
		
			|  飯野謙次(いいの・けんじ) サイドローズ社、ゼネラル・パートナー
 
 性格分析で良く耳にするマイヤー・ブリッグズの性向指数(MBTI)は、分析心理学の祖、
				カール・ユングによる20世紀初頭の認知論にその根源を見ることができる。
				近年、J-P指向(Judging と Perceiving, 思考的と知覚的)に統計的有意性が見られないという論文が発表され物議を醸している。
				本公演ではこの性格分析の数学的解釈と、それを利用した勝つためのチーム作りを説明する。
 
 略歴:東京大学工学部産業機械工学修士、スタンフォード大学機械工学・情報工学博士。
				ゼネラル・エレクトリック社原子力発電部門、リコー米国現地法人勤務後、2000年サイドローズ社設立。
				2002年NPO法人失敗学会設立、副会長就任。設計工学、技術翻訳、データベースを利用したIT技術で活躍。
 著書『「失敗をゼロにする」のウソ』、
				『価値づくり設計(共著)』
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			|  北田淳子(きただ・じゅんこ) 阪南中央病院 患者情報室「とまり木」
 
 夫を医療事故で亡くして5年。
 現在、当該病院である「阪南中央病院 患者情報室」に勤務し、患者さん・ご家族のお話に耳を傾けている。
 医療事故という医療においての失敗(?)を活かし、再発防止に病院と遺族が協力していく事は出来ないだろうか。
 医療とは全く関係ない一主婦が患者の目線で病院を見守っていく事は、患者・家族だけではなく、医療従事者にとってもメリットがあると信じて日々活動している。
 「患者さんと病院の架け橋の場」である患者情報室の活動を皆さんに紹介する。
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			|  近藤三城(こんどう・さんしろう) カタリスト研究所、所長
 
 人の本質は自己中心主義である。
 人は自分に関心があって他人に無関心である。
 だが自分に強い関心を示して欲しいと渇望している。
 ここに人間関係が上手くいかない原因が潜んでいるのである。
 
 では人を動かすにはどう考え、どう実践すればいいか。
 豊富な実例を紹介しながら部下を動かす会話のコツを解説する。
 
 略歴:コミュニケーションの専門家&トレーナーで、37年間の実績。現場重視の視点から、独自の切り口で人間関係の奥義を説く。
					ユーモアたっぷり中身ぎっしりの講演・セミナー・研修は「具体的」「実践的」と評価が高い。
					大手都市ガス会社、銀行、厨房機器メーカーから、中小企業、個人商店まで幅広い指導経験がある。
 著書『部下をイキイキ動かす管理者のコミュニケーション術Q&A』
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			|  池内計司(いけうち・けいし) 池内タオル株式会社、代表取締役
 
 池内タオルは、父忠雄氏が1953年に創立したタオル会社。1983年に引き継いで以来、
				計司氏は、タオルの糸から糊にまでこだわり、業界内の連携プレーで製品開発を進め、
				2002年にはニューヨーク・ホームテキスタイル・ショーで最優秀新製品賞を獲得。
				その後も、木綿糸原料の綿花製造過程での枯葉剤、染色工程の塩素、重金属の使用廃止、
				さらには、工場に必要な電力を風力でまかなうという徹底したエコを実践。
 著書に『
				「つらぬく」経営 世界で評価される小さな会社・池内タオルの真髄』
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			|  白鷹幸伯(しらたか・ゆきのり) 
 9歳の頃から父の向こう槌を打ち、農具・荷馬車の輪鉄・木造建築金具などの製法を覚える。
				高校卒業後、土佐鍛冶の兄から山林用刃物・鎌・包丁等の製法を習う。1961年上京、日本橋木屋に就職。1971年西岡常一棟梁と出会う。
				翌年、木屋を退職、郷里に帰り鍛冶に専念。西岡棟梁の依頼で薬師寺再建のための白鳳型和釘の鍛造を行う。
 著書に『鉄、千年のいのち』
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	大阪地下鉄路線図
	
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