「セーフウェア -安全・安心なシステムとソフトウェアを目指して」
発行のお知らせ
著書名: セーフウェア -安全・安心なシステムとソフトウェアを目指して
著 者: ナンシー・G・レブソン
訳 者: 松原友夫、片平真史、吉岡律夫、西 康晴、青木美津江
発行日: 2009年10月29日
出版社: 翔泳社
定 価: 5,600円(税別)
コンピュータの問題点、事故の根本原因とは何か、システムとは何か、
リスクとは何か、についての丁寧な解説から始まり、
後半に、システムを安全・安心で確実にするためのシステム、
ソフトウェア、人的因子などについて、多くの対策や説明が含まれています。
ノウハウを羅列した単なるマニュアル本ではなく、事故やトラブルはなぜ起きるかという分析から始まり、
だからこういう対策や技法が必要である、ということを学ぶことができる一冊です。
本書の訳者の一人として関わった吉岡律夫さんは「レプソン教授が書いているように、
自信過剰と自己満足は事故の主要な根本原因であり、
ソフトウェア技術者は安全工学を、安全技術者はソフトウェア工学を、本書で学んでほしい」と記しています。
原書は
「Safeware:System Safety and Computers」Nancy G.Leveson。