フォーラム79 in 文京: メディアの本音を聴く
小島正美「リスク情報の伝え方とメディア対応」
日 時:2010年6月19日、土曜日
場 所:文京区アカデミー向丘 学習室
参加費:失敗学会員 500円、一般 1,000円
参加者:飯野謙次, 渡辺久剛, 柄澤由子, 茂木真, 黒澤愼輔, 松村真人,
大橋光三, 石山秀雄, 多田一正, 斉藤貞幸, 上原龍, 大石秀夫,
岩永佳久, 児玉仁, 戸髙雄二, 滝沢真一, 宇於崎裕美, 平真寿美
奥村丈夫, 日比野昌司, 瀬戸晶成, 松尾時雄, 平和昭, 永濱健
武谷真志, 中村弘, 坂尾攝津子, 八木義雄, 中原信貴, 廣田純子
谷田貝茂雄, 秋山真理, 山本東, 高藤聡, 浅井香葉, タカキ・カーラ
一般:渡辺尚彦, 小風茂, 山下嘉子, 小坂久仁子
13:30 「科学技術リテラシーを高めるコミュニケーションとは」佐々義子
14:00 質疑・休憩
14:30 「リスク情報の伝え方とメディア対応」小島正美
16:00 質疑・休憩
16:30 グループ討論・発表
17:00 終了
17:30 懇親会、食堂清水 xxxx円
メディアの本音を聴く
新しい技術に関して、人はその技術の正体がわからないから不安になる。
安心してもらうためにはその技術に関しての情報提供が有効であるが、
だからと言って情報をたくさん得れば安心できる訳ではない。情報過多になると、
人の受容力はキャパシティを超えてしまう。
くらしとバイオプラザ21の主席研究員である佐々義子さんは、
その事例データをあげながらリスクコミュニケーションの秘訣を解説した。
情報を伝える時の注意点の中で、言葉づかいに注意すべし、特に漢字は要注意との話があった。
そういえば、30年以上前に聞いた笑い話で、受け取った側はまったく意味がわからなかったという電報文、
「キシャガキシャデキシャスル」というのがあった。その注意はさもありなん、である。
さて次は小島正美さんの登場だ。小島さんは1974年に毎日新聞社に入社し、
現在は本社生活家庭部の記者である。
今回は「リスク情報の伝え方とメディア対応」についてお話いただくことになり、
この話を聞きに新潟から駆けつけた失敗学会会員の方もおられた。
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福本喜枝(ふくもと・よしえ)