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フォーラム99 in 本郷 報告

自然の宝庫・尾瀬
〜みんなの尾瀬を、みんなで守り、みんなで楽しむ〜

日 時:2012年6月30日土曜日
場 所:東京大学工学部2号館 31A室
参加費:失敗学会員 1,000円、一般 2,000円
参加者:会員13名飯野謙次,石黒晴久,角口開道,菊池英明,平 真寿美,
           平 和昭,田辺和光,中根和誠,二平雄二, 福本喜枝,三谷 洋,八木義雄,
           山崎忠則,一般4名荒木 睦,宇田川大輔,金本弘之,道場守里

【会次第】
14:30 開場
15:00 田村尚之  (尾瀬保護財団)
    「自然の宝庫・尾瀬 〜みんなの尾瀬を、みんなで守り、みんなで楽しむ〜」
16:30 質疑応答
17:00 終了

17:30 懇親会(31A室2,500円)

講師:田村尚之(たむら・たかゆき)  (尾瀬保護財団)



 尾瀬は群馬・福島・新潟・栃木の4県にまたがった本州最大の高層湿原です。
 尾瀬の中心、尾瀬ヶ原の中央部には5mもの厚い泥炭層が堆積しています。この辺りは気温が低いために、 植物が枯れても完全に分解されず泥炭となって積み重なるのですが、ここまで厚くなるには実に8000年近くかかるのだそうです。
 このような場所のため、他の地域では見られない独特の動植物が多数生育しており、それらをとりまく地形、 気候などの環境も含めた生態系そのものが尾瀬の宝物だと知りました。

 このように貴重な場所である尾瀬に、いくつかの危機があったようです。
 昭和24年に尾瀬沼取水発電工事が完成した後、尾瀬ヶ原巨大ダム計画が浮上しましたが、その後計画はなくなりました。
 昭和40年頃にはハイキングブームが起こり、それを後押しした形になった「夏の思い出」のヒットにより、 尾瀬にも多くの人が訪れるようになりました。人々が湿原の上に座ったり、木道(もくどう)から外れて歩いたりした結果、湿地の乾燥化が進み、 ひび割れが起きてしまい、これを元に戻すには容易なことではなかったとの話です。
 同じ頃、尾瀬自動車道路が着工されていましたが、自然保護の見地から中止されました。
 講師の田村さんはそんな話を交えつつ、尾瀬の自然の素晴らしさ、それを保つためにどのようなことをしているのか、 また入山する人に守って欲しいことをお話してくださいました。
 私は単純に「それなら人間は立ち入り禁止ってことにすれば良いのじゃないか」と思いました。しかしよく考えてみると、自分が奥入瀬渓流を歩き、西表島を旅した時、その自然にとても感動したので、勝手ではあるけれど、やはりそんな自然をちょっと見せて欲しいという気持ちがあるわけです。 こんな気持ちは恐らくどなたにもあるでしょう。

 自然公園法の第一条には「優れた自然の風景地を保護するとともに、その利用の増進を図ることにより、国民の保健、休養及び教化に資するとともに、生物の多様性の確保に寄与する」とあります。このように考えると、今回の講演テーマであった、尾瀬は自然の宝庫、みんなの尾瀬を、みんなで守り、 みんなで楽しむという気持ちを持つことが大事なことで、尾瀬に限らず様々な場所でも同じことだと自然理解できる、と思いました。
【福本喜枝】





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