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ICAD2013 報告

ICAD (International Conference on Axiomatic Design)は、MIT (マサチューセッツ工科大学)で教鞭をとって来られた N.P Suh、MIT名誉教授、 KAIST(Koreo Advanced Institute of Science and Technology)韓国科学技術院前学長が創始した公理的設計 (Axiomatic Design) の国際会議である。2年に1回のこの会議はこの2013年、第7回がアメリカ合衆国、マサチューセッツ州、 Worcester Polytechnic Institute にて、 6月26日から28日の日程で開催された。
 失敗学会は、東京大学工学部の中尾研究室と共同研究を進めているが、 この会合で中尾東京大学教授がその研究成果、"Axiomatic Design Aspect of the Fukushima-1 Accident: Electrical Control Interferes with All Mechanical Functions", 中尾政之、草加浩平、土屋健介、飯野謙次共著, 「福島第一発電所事故の公理的設計による分析: 電気制御は全ての機械機能に干渉する」を発表したところ、最高の栄誉であるグランプリを受賞した。
 昨年12月8日の年次大会に参加された人は、「電気が消えると機械も消える -エレキの干渉によってメカの要求機能が働かず-」の講演でその内容をご存知だろう。

 後の懇親会で、この講演の内容をすっかり忘れてしまった人と、残念ながら参加できなかった人もいよう。 この草稿バージョンを今回、中尾先生の御好意で公開することとなった。ただし、原文の英語のみ。 以下リンクからアクセスしてください。

Axiomatic Design Aspect of the Fukushima-1 Accident: Electrical Control Interferes with All Mechanical Functions (Draft Version), ICAD-2013-17, M. Nakao, K. Kusaka, K. Tsuchiya, K. Iino

その他、研究成果リスト
このリストは、順次草稿を入手次第充実させていきます。

 



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