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[公開討論3]第120回失敗学フォーラム in 本郷
福島原発事故は技術的に回避できたか

 失敗学会ではこれまで2度の公開討論会を行い、3.11 の地震・津波に端を発した福島原発事故について、 プラント所有者等に「危惧感説」による刑事責任はなかったか、意見発表、討論、検討を重ねてきた。

 福島県民原発事故被災者等からなる福島原発告訴団(団長、武藤類子)は2012年6月11日に、電力、行政、相談役等を業務上過失致傷容疑で福島地方検察庁に告訴したのだが、2013年9月9日に同告訴が東京地方検察庁に移送され、同日他に提訴されていたものと合わせて不起訴処分とされた。
 そこで告訴団は東電元幹部6名の不起訴を不服として東京検察審査会に審査を申し込んだが、2014年7月31日、そのうち3名に対して「起訴相当」、1名に「不起訴不当」の議決書が検察審査会により公表された。

 この検察審査会の議決に先立って行われた2つの失敗学フォーラムは、古川元晴失敗学会監事の論文、 『3・11原発過酷事故と東電等の刑事責任―「未知の危険」と「危惧感説」の再評価―』を受け、刑事責任について公開討論を行い、3・11地震、津波、そして事故の予見、回避は可能なものであったとの結論を導いており、7月31日の検察審査会による議決書の解説とほぼ同じことを言っていたことになる。
 司法がことをうやむやにせず、はっきりさせる方向に動き出したのは、「三権分立だから健全性が保たれる」と学んだ世代にはうれしいことだ。

 失敗学では失敗そのものを分析し、人の責任追及は行わないのは周知のことである。 しかし、責任追及をしないことと、『そのとき、どうすればよかったか』を考えることを混同してはいけない。 後者は、今後同様な事故を引き起こさないためにも、十分な検討が必要である。 今回の東京フォーラムは、福島原発事故が技術的に回避可能だったことを検討する。

 当日は資料代 2,000円(失敗学会員は 1,000円)がかかります。

このイベントは終了しました。

日 時: 2014年 9月27日(土)

13:00 開場 東京大学本郷キャンパス工学部2号館
13:30 これまでの経緯説明、事務連絡【飯野謙次】
13:45 検察審査会議決解説(マスコミ報道との対比)【古川元晴】
14:30 福島原発 過酷事故回避の技術的検討【淵上正朗】
15:00 失敗学Forum 結論と検察審査会議決の比較【吉岡律夫(飯野代行)】
           外国に学ばなくなった日本の問題【飯野謙次】
15:45 休憩
16:00 自由討論
17:00 終了

17:30 懇親会(場所未定、参加費実費)



【会場地図(仮)】

東京大学本郷キャンパス工学部
当日は土曜日のため、出入口は一箇所です。(丸印)


東京大学本郷キャンパス周辺図

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