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第121回失敗学フォーラム in 梅田

IT版失敗マンダラのプロジェクトマネジメントへの適用
とその効果

日 時: 2014年 10月 25日(土)
参加費: 一般 1,000円、失敗学会員 500円、大阪分科会員 無料。

13:00 開場 大阪市北区梅田3丁目3-20 明治安田生命大阪梅田ビル18階
13:30 【佐伯徹】あなたは失敗プロジェクトの「真の原因」にたどりつけていますか?
14:30 【西川達哉】IT版失敗まんだらの活用事例
15:00 休憩
15:15 大阪分科会会合
         年次大会発表
         春合宿2015検討
         大阪夏の大会2015計画
         12月フォーラムと忘年会
17:00 終了

17:30 懇親会(ハービスPLAZA 杵屋、3,000円)

参加者: 飯野謙次, 天谷勝弘, 佐伯徹, 井上善雄, 平松雅伸,
          木田一郎, 小川正, 岩崎雅昭, 大澤勲, 佐々木英三,
          中尾英和, 原 道彦, 北村兼一, 福井則夫 (会員14名)
          中平慎, 西川達哉, 吉岡良二郎, 垣内智広, 佐藤圭悟,
          松尾昌行, 稲井田敬一, 下公賢治 (一般 8名)

 今回のフォーラムは、大阪分科会に参加して3ヶ月の佐伯徹さん、そして同じ研究グループの西川達哉さんをゲストスピーカに行った。 お二人は、全国IBMユーザー研究会連合会、iSUC (アイザック) に参加されており、今回発表の成果は、 関西IBMユーザー研究会での「プロジェクトマネジメントの研究」の結果である。
 佐伯さんの発表は、IT版失敗原因まんだらを作成しようと決定するに至る経緯と製作にまつわる苦労の開示だった。 単にテーブルを囲んで考えるだけではなく、もちろんこの作業も必要だったが、まんだらのノードを決定していくための定量的解析もあった。 製作後の実証も示され、実に説得力のある解説だった。

 続けて西川さんにより、説明された活用事例は、その場その場でプロジェクトごとに行われる混沌としたITのプロジェクトマネジメントに対し、 統括的な分析手法を適用したものだった。ITのプロジェクトマネジメントに一つの体系を提示したものといえよう。
 さらに統計手法を適用して、プロジェクト開始に先立って問題になりそうな箇所を特定できるという。 このことは今、まさに失敗学が進もうとしている新分野に同期した開発である。

 まもなく、失敗学会年次大会であるが、大阪分科会の代表発表は、佐伯さんにお願いすることになった。 この内容は是非、年次大会で聴講したいものである。また、失敗学の新しい分野は私、飯野がやはり年次大会で発表する予定だ。
 今年の年次大会も大いに期待される。
【飯野謙次】







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