ITマンダラ、ISUC最優秀賞受賞
昨年11月5日から7日の3日間、札幌コンベンションセンターで行われた IBMユーザ研究会の iSUC (Intermediate Systems Users Conference) にて、関電システムソリューションズの佐伯徹さん率いる T2チーム が最優秀賞に選出された。佐伯さんは、12月6日の失敗学会年次大会にて大阪分科会を代表して “ITプロジェクト版失敗原因マンダラ図の開発報告” と題する講演を行った。T2チームには、他に関電やパナソニックITソリューションズ(現富士通ITマネジメントパートナー)からも参加している。
ITプロジェクト版失敗原因マンダラ図は佐伯さんら T2チームが、ITプロジェクトの失敗事例を集め、それらの失敗原因を分析、まんだら図を作成していったものだ。この作成も簡単にできるものではなく、チーム内で何度も試行錯誤を繰り返しながらたどり着いた結果である。このITプロジェクト版失敗原因マンダラ図は失敗原因の括りを示しただけでなく、各原因に対応した再発防止策も提示している。プロジェクトマネジメントに適用して成果も出しているので、その有用性は十分に立証されていると言えよう。
今後の展開と、活躍が楽しみである。