古川元晴共著作、
『福島原発、裁かれないでいいのか』の御案内
推薦図書「福島原発、裁かれないでいいのか」(¥778)は、失敗学会・古川元晴監事と、日大・船山泰範教授の共著です。
2015/2/13に出版されたばかりですが、既に、司法裁判分野で第4位、核原発問題で第6位にランク入りしています。
福島原発事故で「なぜ誰も責任を問われないのか」不思議に思う会員は多いと思います。それを真正面から問うたのがこの本です。
著者が主張する「危惧感説」とは、単なる心配や不安感に基づく判断ではなく、科学的・合理的に「安全ではない」という判断を一般人のレベルで判断することを指しています。法律家の書いた図書ですが、法律になじみのない一般人でも、非常に読みやすい内容です。
福島原発事故以外の事故も取り上げており、失敗や事故に学ぶ会員には是非、一読をお勧めします。
2015-3-3
失敗学会理事:吉岡律夫
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