Forum 129 in 弁天町原発廃棄物の処分を考える報告

第129回失敗学フォーラム in 弁天町報告

使用済み核燃料の話
～原子力発電の今後～
岩崎雅昭

2015年9月12日(土)
弁天町ORC200
生涯学習センター
第1会議室

一般 1,000円
失敗学会員 500円
大阪分科会員無料

13:00 開場
13:10 岩崎雅昭講演
        『使用済み核燃料の話』
14:10 質疑応答
15:10 休憩
15:30 大阪分科会活動
         (1) 夏の大会実績
         (2) 兵庫大学社会人講座
         (3) 年次大会ワークショップ
         (4) 11、1、3月フォーラム
         (5) 2016年春合宿
17:00 終了

17:30 懇親会(さかなのおいしい店　磯野家いそのけ、4,000円)

参加者：佐伯徹、平松雅伸、佐々木英三、三国外喜男、岡田敏明、
         岩崎雅昭、飯野謙次、佐々正光、原道彦、田中健一郎、三田薫、
         大澤勲、天谷勝弘(一般)、
         SKYPE参加：吉岡律夫
         以上、14名

　この日の大阪分科会は、会員番号16の岩崎さんの講演、『使用済み核燃料の話』。御自身で長期に亘り、調査・考察して来られた結果の発表だ。使用済み核燃料の何が問題で、その問題が何年続くか、工学者らしく冷静に分析して私たちが安定した電力供給の代償として、後世に何を押しつけようとしているのかがよくわかった。結論は、最後のスライドが分かりやすいのでそのまま掲載する。

　岩崎さんの講演の後、岡田敏明さんが『沖縄と韓国から見える日本』と題した講演をされた。2年前、Forum111 で台湾の近代化に活躍した八田與一の話を紹介された岡田さんが、今度は韓国・朝鮮での日本人の活躍について紹介された。知らなかったことが多すぎることを再び実感、反省した。
　高校まで学んだ歴史の時間は好きだった。それが近代史になると、何やら急に歯切れが悪く、急いで教科書を繰って終わっていたように思う。日本の歴史教育はもっとこういった史実を教えてくれていたら、充実していただろうにと残念に思う。

【飯野謙次】