Forum 133報告　ペットボトルのお話佐々木英三

第133回失敗学フォーラム in 兵庫大学報告

佐々木英三「ペットボトルのお話」

2016年3月12日(土)、兵庫大学　兵庫大学エクステンション･カレッジ棟 1階
参加費：無料

13:00 開場
13:15 失敗学会紹介　飯野謙次　失敗学会副会長・事務局長
14:15 休憩
14:30 講演『ペットボトルのお話』　佐々木英三
15:30 質疑応答
16:00 休憩
16:15 春合宿詳細計画
16:45 夏の大会講師絞込み
17:00 終了
17:30 懇親会(ひなととダイニングとぅくとぅく東加古川店、4,000円)
参加者：飯野謙次、岩崎雅昭、佐々木英三、木田一郎、福井則夫、平松雅伸、
         岡田敏明、原口文徳、三田薫、佐々正光、三国外喜男、角口開道、
         榎木浩、久野裕介、原道彦、佐伯徹、田中健一郎、
         【一般】勝楽芳郎、浅原澄子、井澤妙子、藤原裕子、藤田浩
         以上、22名

　清涼飲料は缶やビンという考え方はもう過去の話。2014年の統計では日本の総人口換算一人あたり1日500mlを1本消費している。そのうちペットボトルがシェア約70%を占めていることからも主流となっていることがわかる。
　各飲料メーカーはペットボトルの形状、素材、ラベルなどの技術開発を日夜続けており、技術者の絶え間ないコストカット努力も目を見張るものがあった。耐熱・非耐熱を簡単に見分ける方法（ボトル口部分）については、参加者から「へぇぇ」と感嘆の声が聞かれ、普段何気なく手にしているペットボトルも、講演後は一度眺めてからフタを開けるようになった。また、異物混入などのクレーム対処方法については、悪用されてはいけないので記載は残さないでおくこととする。

T.S.