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第136回失敗学フォーラム in 本郷

「新米車掌の不手際でした」で片付けてよいのか?
―地下鉄ベビーカー インシデント―
真の問題点を明らかにする時系列要因分析手法の体験

2016年 6月 25日(土) 12:20 - 17:00
東京大学工学部2号館、31B(not 31A)
一般 2,000円、失敗学会員 1,000円

  1. 昨年の年次大会でお知らせしました、組織行動分科会で研究中のVTA (Variation Tree Analysis) 手法体験のワークショップ開催のご案内です。
  2. VTAは人間の情報認知、状況判断、意志決定などの情報処理過程を主体とした人間行動を時系列に目に見えるようにした分析手法です。 現場の関係者が事故事象の流れについて共通の理解を高める地図作りです。
  3. 事故やトラブルを冷静に見つめて、事象を正確に把握し、科学的な分析を行い、表面化した事象のみにとらわれることなく、その背景に潜む背後要因を探究してそこに手を打つ手法です。
  4. 組織行動分科会では、VTAは時系列で整理する手法の中の一つの簡便な分析方法と考えております。
  5. 組織行動分科会では、VTAをより普及させるには、手法の内容が直観的に分かる、日本語の表現が必要と考え「時系列要因分析手法」としています。  
  6. 今回は、身近なインシデントを「時系列要因分析手法」で取り上げ、分析し、皆様に手法を体験していただき、又、体験後のご意見を伺い、手法の改良、実用化につなげたいと考えております。
 
多くの皆様の参加をお待ちしております。



11:45 開場(自由参加・弁当持参昼食会)
12:20 鉄道事故・トラブルの初期対応教育(横井祐一)
        -ベビーカー事故発生事例との関連を視野に-
13:05 休憩
13:15 VTA分析手法の解説(石橋 明)
        ワークショップの課題の説明
14:00 グループ毎のVTA作業
15:00 前段発表
15:20 休憩
15:30 リスクアセス・対策策定作業
16:30 後段発表
17:00 講評・まとめ 質疑応答

17:30 懇親会(会費は別途実費3,500円程度)

本イベントは終了しました。

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