特定非営利活動法人失敗学会 |
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第141回失敗学フォーラム in 弁天町 -報告-佐々正光講演 コンピュータで『安全で快適な生活』は得られるか
日 時:2017年 1月21日(土)、13:00-17:00
場 所:弁天町ORC200、生涯学習センター 参加費:一般 1,000円、失敗学会員 500円、大阪分科会員無料 参加者:飯野謙次、佐々木英三、福井則夫、平松雅伸、大澤勲 原口文徳、小川正、三田薫、佐々正光、北村兼一 八木基紀、木田一郎、SKYPE(佐伯徹) 13:15 春合宿、夏の大会予定について 14:00 休憩 14:15 開会あいさつ 14:30 佐々正光講演: 16:00 休憩 16:15 兵庫大学社会人講座報告と予定 16:30 3月、9月フォーラム、春合宿、夏の大会 17:00 終了 17:30 新年会(参加費別途、場所:磯野家) 現在はスマートフォンを使用することでIOT(Internet of Things)環境を自由に手にすることが出来ている。 改正個人情報保護法が2017年5月30日に全面施行されるが、新技術が数歩(一部は数十歩)先行しており、規制は後手なのが現状である。 そのため犯罪は、若年者・高齢者に分け隔てなく被害が発生し、一向に終息の目途が立っていない。 仮想環境では、スマートフォンが活発に利用されている環境において、セキュリティ対策がなされていないことから、悪意を持った侵入者により情報漏えい・不正改ざんなどが起っている。 現実環境では、個人が被害にあうケースとしては車の事故も多い。原因としては高齢以外にも運転者の飲酒があげられる。事故が減らない理由として、日本では【酒気帯び運転】で捕まることがあっても保険会社へ通知されないとのこと。 米国では保険会社へ報告する義務があり、対象者は以後の掛け金が莫大になる。結果、保険に入れないため、車の運転は出来なくなる。こういう点は米国を見習うべきだと感じた。 講演後、参加者から自社セキュリティ事故報告*も行われ、対岸の火事ではないことを改めて認識することとなった。 まずは、利用する私達が“便利=危険”と認識することだと認識を変えることが大切であるととの講演を受け、ORCを後にした。
*: 自分が発信したように見せかけたメールの添付ファイルをうっかり開けたら、ランサムウェアであり、ネットワークを介してサーバーのファイルまでロックされてしまった。修復には100万円単位の費用が発生した。
その他、従業員がうっかり添付ファイルを開けないか、定期的にテストメールを送っているという会社もあった。結果、うっかり者は、いつもあけてしまう傾向があるとのことだった。
T.S.
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