プログラム |
日付 | 講師 | 内容 |
第1回 4月28日(土) (10:40-12:10) | 佐伯徹
| 失敗学概論-ミニ事例解説 -失敗学ってどういうもの?- JR東海道新幹線の重大インシデントを考える! |
(失敗学概論) 失敗学とは?失敗とミスは違います!失敗の本質を理解し『後世へ継ぐ』ことの大切さや、失敗学会データベースの活用方法について紹介します。 (ミニ失敗事例解説 ) 2017年12月11日、JR西日本「のぞみ34号」で発生した重大インシデントについて考える。「異常を感じたにもかかわらず運転を継続させた」ことは、そもそも人為的ミスなのか?発表された事象を使い検証していく。 |
第2回 5月19日(土) (10:40-12:10) | 三国 外喜男
| 生活に活かす失敗学 -「あっ、しまった」と思う前に学んでみよう失敗学- |
毎日の生活のなかで、ついうっかりとか、問題ないと思ったのにとか、失敗は付きものです。でも、もう一つ何かをしていたら防ぐことができたのに・・・・・この何かを学んでみませんか。グッズも一緒に考えて見ましょう。 |
第3回 6月16日(土) (10:40-12:10) | 大澤 勲
| 設備輸出において、各国ごとに異なる様々な失敗は? -英米蘭露、中韓台、日本他それぞれの国別による背景や失敗と成功の違いを曼荼羅風に述べてみます- |
機械設備の輸出では客先ごとにレイアウトや仕様の違う、いわゆる”一品料理(カスタマイズ設計)”になります。それだけに、それぞれの相手国(民族や文化)によって、失敗も成功も様々な影響をうけます。英米蘭露、中韓台他と日本など国別の違いを、ビジネス経験を通して垣間見た背景を曼荼羅風にまとめてみます。 |
第4回 7月14日(土) (10:40-12:10) | 岡田 敏明
| 映画の歴史から学ぶ失敗学 -1895年の映画の発明以来多くの映画が作られてきた。映画の歴史を立て軸に失敗の観点から俯瞰してみる- |
1895年の映画の発明以来、多くの名作・迷作?を生んできた。その後テレビの隆盛の中で衰退の道をたどった。映画は時に娯楽だけではなく、国民に対するプロパガンダともなり、啓蒙活動にも使われた。映画は社会を映す鏡とも言われる。日本映画においては黒澤映画を軸に失敗学の視点から現代までの社会を俯瞰する。
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第5回 8月4日(土) (10:40-12:10) | 平松 雅伸
| 太平洋戦争-日本軍の敗戦からの教訓- そして現在 節目の戦闘と敗北-日米の視点の差異から見えること- -現在の環境変化の激しい日本に活かさなくては- |
昨年、父が亡くなり、引き継いだ祖父の遺品に、『海軍特攻隊の兵士が形見として手渡した』と伝わるドイツ製の懐中時計がある。満州国の建国、中国での戦線拡大、ノモンハン事件、太平洋戦争初期の占領地域~ロジスティックの拡大、中盤以降の連続した敗戦(ミッドウェイ作戦、ガダルカナル作戦、インパール作戦、レイテ海戦、沖縄戦)、終戦まで続いた特攻隊の作戦は、軍人・軍属230万人、民間人80万人、合計310万人の死者を出した日本の歴史上、最悪の悲惨な結果をもたらした。主要な軍事作戦から見える敗北の教訓と、環境変化の激しい現在への対応はリンクしているように見える。 |
第6回 3月17日(土) (10:40-12:10) | 佐々 正光
| コンピュータで、振り込め詐欺などの詐欺犯罪はなくせるのか?
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一般消費者(特に、高齢者、若年者など)を対象とした、過去の詐欺犯罪行為などの解説と、コンピュータ(AIを含む)などを活用して詐欺犯罪をなくすことはできるのか検証。 |