失敗学会共催
原子力総合シンポジウム2018開催のお知らせ
【テーマⅠ】:「原子力防災について」
原子力防災は原子力安全の深層防護の第5層に当たります。しかし、中央、地方、事業者で
それらの役割担当の議論が続いています。一方、日本学術会議と学協会の活動をもとに、
防災学術連携体が設立され、大規模かつ精力的に学術連携活動が実施されています。
今回は、本シンポジウムの中で初めて原子力防災を取り上げることとしました。まず原子力防災の
理念と実態を理解し、課題を明確化し、学術的事項の整理・構築・公開、さらには現場への
わかりやすい説明を目指します。
【テーマⅡ】:「エネルギーの将来における原子力の位置づけ」
今年見直しされた「エネルギー基本計画」では、2030年の電源構成における原子力比率は
20-22%とされており、「実用段階にある脱炭素化の選択肢」として維持すると記されています。
しかし、2030年以降のエネルギーの将来における原子力の位置づけは明確ではありません。
本テーマでは、第5次エネルギー基本計画を踏まえて、リプレースや新増設、新型炉開発、
核燃料サイクルの在り方など、原子力の将来にとって重要な項目について議論を行います。
詳しい案内は
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