プログラム |
日付 | 講師 | 内容 |
第1回 10月27日(土) (10:40-12:10) | 佐伯 徹
| 失敗学概論~ミニ事例解説 -失敗学ってどういうもの?- 日大アメフト問題を考える! |
(失敗学概論) 失敗学とは?失敗とミスは違います!失敗の本質を理解し『後世へ継ぐ』ことの大切さや、失敗学会データベースの活用方法について紹介します。 (ミニ失敗事例解説 ) 2018年5月6日のアメリカンフットボールの日本大学フェニックスと関西学院大学ファイターズの定期戦における反則タックル、およびそれに続く一連の報道ついて考える。「ルール」とは何か、「指示」「指導」とは何なのか?報道の経緯を踏まえ検証していく。 |
第2回 11月10日(土) (10:40-12:10) | 大澤 勲
| ”知っていた”のに、失敗はなぜ起こる? -”知っている”と”分かっている”とは大違い- |
日頃私たちは、あることを『知ってる』とか『分かってる』と言いますが、実は、『知っていると分かっている』とでは大違いなのです。例えば、対象がモノ(製品)や行政(西日本集中豪雨でのダム放流)の場合でも両者の差は大きく、まして社会事象(例、韓国併合)となると桁違いの差があります。両者の本質的な違いは何かを皆さんと一緒に考えてみたいと思います。 |
第3回 12月22日(土) (10:40-12:10) | 佐々 正光
| コンピュータを利用した犯罪の歴史 -どうしたらコンピュータを使用した犯罪を防げるのか?- |
過去の犯罪(失敗事例)を参考に解説します。▽犯罪白書、犯罪被害者白書、警察白書、情報通信白書、情報セキュリティ白書などの情報を基に解説します。 |
第4回 01月26日(土) (10:40-12:10) | 平松 雅伸
| 明治維新150年 原動力となった下級武士を培った教育と歴史環境を振り返る -鹿児島の郷中教育と琉球奄美管理等~負の側面- |
西郷~大久保等の下級若手武士を培った、薩摩藩の教育制度~郷中教育の概要を紹介するとともに、江戸後期の世界情勢~情報入手と藩の利益ではなく、日本全体を考えた広い視野につながった地政学的側面を眺めたい。一方、薩摩藩には宗教弾圧(浄土真宗の迫害)や奄美琉球からの収奪、明治維新時の廃仏毀釈等の文化破壊がセットであった。 |
第5回 02月23日(土) (10:40-12:10) | 岡田 敏明
| 日本の公害の歴史から考える日本社会と今後の世界 -公害問題の今日的意味を考える・・日本は世界を救えるか?- |
果たして、日本社会は公害に真摯に向き合い、克服してきたのか。それは世界の模範となってきたのか。明治維新以後、殖産興業の名のもとに足尾鉱毒事件をはじめ多くの公害被害を生んできた。むしろ、今も世界中で公害に苦しんでいる人たちが数多く残されている。先日、水俣病の患者に正面から向き合ってきた作家の石牟礼道子氏がなくなった。石牟礼さんの死をきっかけに今一度日本の公害問題の歴史と日本社会そしてこれからの世界について考察してみる。 |
第6回 03月16日(土) (10:40-12:10) | 三国 外喜男
| 労働災害を失敗学で考える -あれも、これもヒューマンエラー 事故起因は日本文化?- |
労災事故の原因・起因は何なの? 被災者の立場をゆっくりと考えて見ましょう。当事者になってみたり、第三者の立場になったりと。失敗学の三原則である「現 地・現物・現人」で労災事故を検証してみましょう。 |