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第17回失敗学会大阪夏の大会

【主催:失敗学会 大阪分科会】

2020年7月18日(土) 12:45-17:30

Zoom で行う予定です。

    【仮スケジュール】
12:00-   Zoom 受け付け開始
12:45-13:00   平松雅伸  開会宣言
(失敗学会大阪分科会会長)
13:00-14:00   根岸和政  元気を取り戻す処方箋1.2.3
14:00-15:00   飯野謙次  ミス打倒が創造性を生む
15:15-16:15   近藤誠司  災害情報における失敗学
16:15-17:15   岡田敏明  表現された未来から学ぶ
17:15-   大澤 勲  閉会の辞
(失創研究所 代表)
大会zoom参加費: 【一般】 3,000円、【会員・ゲスト】 2,000円
(7月10日までに振込み(年会費振込みのゆうちょ口座))

本イベントは終了致しました
講演予定
プログラム
講師内容
元気を取り戻す処方箋1.2.3

根岸和政 (ねぎし・かずまさ)
   大阪大学工学研究科コンプアライアンス室
   レジリエンス教育部門講師

 コロナ禍の中にあって、元気でいられることがどれだけ幸せなことかと思われた方も多いかと思います。
 人は、ストレスが掛かり過ぎると元気を失います。また、ストレスそのものを減らすことも容易ではありません。それ故に、ストレスを上手く扱うこと、扱えるようになることが、元気を取り戻す秘訣だと思います。ストレスの度合いに応じて元気を取り戻す方法についてご紹介させていただきます。
ミス打倒が創造性を生む

飯野謙次 (いいの・けんじ)
   サイドローズ 代表
 人はミスをするとがっかりします。しかし、その後のしょんぼりは、練習をすることで回避できます。その練習とは、同じ失敗をできなくする仕組みを考えることです。思考は感情と違い、自分の操作が利くのです。繰り返し操作することで、やがて創造性が身についてきます。そして創造性は、失敗の原因究明に効果を発揮します。
災害情報における失敗学
―知と信の乖離を超克する―

近藤誠司 (こんどう・せいじ)
   関西大学社会安全学部准教授
 自然災害や社会災害など、リスクをめぐる情報を共有して対応するうえで、わたしたちは「知と信の乖離」というアポリアに、よく直面します。大事な情報はすでに社会にある、掌中にあるにもかかわらず、その情報を有効に生かすことができない。客観的にみれば知ってはいるのに、主観的にみれば信じてはいない。知識を信念に育てるには、どうすればよいのでしょうか。近年の失敗事例をもとにして、打開策を検討したいと思います。
表現された未来から学ぶ

岡田敏明 (おかだ・としあき)
   (株)システムユニ 代表取締役
 人類の感染症の歴史は多くの文化・芸術を生んできた。過去に作られた文学・絵画・映像作品より未来に向けてのメッセージを読み解いていく。今回のコロナ禍は人類の歴史の大転換につながるターニングポイントになりつつある。これまでの経験知や価値観を根底から見直さざるを得ない。話題となったカミュ―の小説『ペスト』(1947年)、映画『コンテイジョン』(2011年)などから何を学ぶかを考察。


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