講演者:佐伯 徹
演題:<情報セキュリティ大学院大学 修士(情報学)獲得記念>
「情報セキュリティ分野における失敗学を活用した失敗原因分析手法に関する研究」
内容: 近年、世界中の企業や個人は常に情報セキュリティの脅威が叫ばれており、
多くの企業では多額のコストを費やし対策を行っているものの情報セキュリティでの
事故・失敗の報道は、
ほぼ毎日のようにニュース・メディアで取り上げられているように現状変化がない。
情報セキュリティの事故・失敗は、これまでに想定されていない新しい事象によるも
のもあるが、
過去から発生している情報セキュリティの事故や失敗の繰り返しも多い。
本研究では、過去に繰り返されてきた情報セキュリティの失敗事例に着目し、
従来の分析手法では見過ごされていた可能性のある失敗原因を、
新たなアプローチとして機械工学分野で培われた「失敗学」の手法を応用して分析し
た。
この手法を情報セキュリティ分野に導入し、企業で実際に発生した事例を用いて検証
を行った結果、
特に知識や経験が不足している場合に見落とされがちな失敗原因を発見できる可能性
があることが確認された。
また、一時的な失敗要因だけでなく二次的な失敗要因も可視化され、その再現性も確
認することができた。
【デザインチャレンジ】
暫定的に今、9個のテーマがデザインチャレンジで出ています。
フォーラム206ではグループになって、テーマ解決について
アイデアを出し合います。新しいテーマを提案していただいても
構いません。
テーマ解決についてあらかじめアイデアを考えて
おいてください。
9個のテーマ
- ガソリン携行缶安全性アップのため、温度でガソリン間の色を変える(記録)
- バルブ開閉の危険体験VRシステム
- すり減らない靴
- マルチホームのアナウンスが区別しにくい
- 高齢者の入浴支援
- 認知症危険を知らせる仕組み
- ドローンの荷物受け取り支援。ドローンからの攻撃を抑止。
- 北海道の中でも最低温度地域の釧路から、温暖化に関する話題
- 部屋の温度調整