March 27, 2006, Tokyo Japan -- 失敗学会ゲームと失敗学分科会が
積極的に開発に寄与し、2005年のパニック2005プロジェクトでその
効果が実証された『現場知識の効果的配布を行うためのソフトウェア、
ベンチャー2004』がこのたび SYDROSE LP 社により発売された。
このゲームは画期的なプレーヤ参加型ゲームで、
ゲームを行う人がクイズを解くだけではなく、クイズの評価をしたり、
自分で新しいクイズを作成したりして積極的に参加できる。
2001年に始まったこのゲーム開発の履歴は、
ゲームと失敗学分科会のページに詳しいので参照されたい。
この5年に亘る開発のきっかけとなったのは、近年の産業事故、
トラブルの原因が、うっかりミスもさることながら、
単に作業員の知識不足によることも多いため、いわゆる『現場の知識』
をなんとか効果的に配布する方法を開発しようと、失敗学会副会長の
中尾政之東京大学大学院教授と飯野謙次サイドローズ・エルピー代表が始めたものである。
リリースの詳しい内容は、
以下リンクから "Article" の『ゲームと失敗学』をクリックされたし。
http://www.sydrose.com/jpn/index.php?type=news
なお、失敗学会会員は、自分のパスワードで、このゲームを体験できる。
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失敗学会用『ベンチャー2004』入り口