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2005年は航空機トラブル続出

  歴史の中で単独航空機最悪の事故は、1985年の日航ジャンボの御巣鷹山墜落事故である。 失敗学会では、事故発生から17年目の考察 ()、 大阪夏の大会で救助に当たられた方の講演 ()、 慰霊登山参加安全啓発センター訪問など、様々な形でこの事故について考えてきた。

 2005年はとりわけ航空機のトラブルが多く、国土交通省は複数の厳重注意、 さらに事業改善命令まで出す対応を行った。
 事故というものは往々にして、確率の気まぐれにより、複数要因が重なった時に発生することが多い。 2005年の一連の航空機トラブルで死者がなかったのは、たまさか運がよかったと考えなければならない。 この年に発生したトラブルを今一度、見直しておこう。

[ 飯野謙次 ]


失敗年鑑2005記事>>航空機トラブル続出

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