第72回懇談会 in 早稲田
失敗擬似体験に関する
早稲田大学との技術交流会
失敗学会分科会の一つ失敗体験ネットワークでは、失敗の疑似体験に関する活動をしており、
昨年には東大での失敗体験研修を実施しました。しかし、これらの体験研修は、設備が大掛かりになり、簡便な装置が望まれます。
今回の懇談会では、その一つの解として、労働災害の疑似体験システムを研究しておられる早稲田大学の切川先生に御講演を頂きます。
また、失敗体験ネットワークからは、東大での失敗体験研修の他、ホットなニュースとして、
この7月に横浜開港博覧会Y150で実施した「身近なアブナイ」の展示活動について紹介します。
懇談会の最後には、参加者の皆様との討論により、この分野の理解を深めると共に、研究方向などの議論を高めて行きたいと思います。
本イベントは予定通り行われます。
本イベントは中止の可能性があります。詳細は追って本日、9月25日午後5時までに参加予定者にメール、
さらに本ページで発表します。
このイベントは終了しました
失敗擬似体験に関する早稲田大学との技術交流会
日時:2009年9月26日(土曜日)15時ー17時
スケジュール予定:
15:00-16:00 |
「失敗擬似体験に関する研究(仮題)」(デモを含む)
早稲田大学・助教・切川卓也様
希望者は下記システムによる疑似体験ができます。 |
16:00-16:30 |
「失敗体験研修と、身近なアブナイ」
失敗体験ネットワーク分科会代表:中田邦臣
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16:30-17:00 |
参加者による討論会 |
17:30- |
懇親会(場所未定、参加費別途実費 3,500円程度) |
場所:早稲田大学(西早稲田キャンパス、55-N号館、大会議室A)
参加費:失敗学会会員:500円、一般1,000円、早大関係者は無料。
なお、13時ー15時に「失敗体験ネットワーク分科会」を同じ場所で開催します。こちらは、原則、分科会会員のみですが、
ご希望の方はオブザーバー参加できます(会費無料)。
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体感型安全教育支援システム:
従来の安全教育手法としては、マニュアルを整備し座学による安全教育マニュアルや、
より高い教育効果を狙った実機を用いた体感教育などが行われている。しかしながら、
座学のみでは事故に対するリアリティが不足し教育効果があがらず、
実機を用いた教育は時間と場所に制限があることから頻繁に行うことができないという問題点があった。
本研究では、これらの問題点に対応し、VR(仮想現実)技術を用いることにより、
いつでもどこでも使用できる体感型の安全教育システムの開発をし、事故に対する危機感を習得させヒューマンエラーなどの防止を図り、
総じて事故・トラブルの防止に寄与することを研究目的としている。
(早稲田大学・環境エネルギー研究科・永田研究室・切川先生資料より)