特定非営利活動法人失敗学会 |
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フォーラム101 in 大阪 |
13:00 | 大阪分科会会合 |
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【原発事故調報告考察】
会合は、大澤さんの解説から始まった。 国会、政府事故調報告の本文に目を通して来た参加者が一人いたことは特筆に値する。 残りの半数以上は、 国会事故報告書ダイジェスト版と政府事故調最終報告概要(中間、最終)に目を通していた。 また、大前研一氏による“原発再稼働「最後の条件」: 「福島第一」事故検証プロジェクト 最終報告書” も紹介された。大澤さんは今回のフォーラム用というよりも、詳細にさまざまな報告を調査し、 独自に資料を作成されていた。いつかは発表の機会を設けねばなるまい。 私は9月1日、日本機械学会動力エネルギー部門が主催した市民フォーラム、 「東日本大震災を契機として我が国のエネルギーインフラの諸問題を考える」について報告した。 このイベントでは、先に掲載した記事報告に書いたが、 参加無料、300名入るホールが用意されていたにもかかわらず、100名ほどしか参加がなかった。 明らかに世間の関心が薄れ始めている。また、たまたま見かけた日経サイエンス10月号の見開き記事“政府事故調が最終報告書” の最後のパラグラフを紹介した。
報告書はそれぞれにやり残しの課題があり継続調査が不可欠だ。
ただそれにしても国会も政府も報告を受け取ってそれをどう活用するかというメッセージを具体的に出さないのは不可解だ。
報告から教訓を導き出し具体的な改善策につなげていく責任が政府にも国会にもあるはずだが、
そんな動きが出てこない。
(日本経済新聞解説委員・滝順一)
議論は将来、どうやってエネルギー需要をまかなうのかに進んでいった。 トリウム溶融塩も話題に上がったが、実用までには相当な時間がかかりそうなこと、 冷却材に溶融ナトリウムを使用する高速増殖炉では、 そのナトリウムが水と触れたら危険とわかっているのに根本的にありえない設計であるなど、 意見が交わされた。 時間もなくなってきたところで、放射性廃棄物を確実に処理できないので原子力発電はいずれなくさなければならないとの意見も出された。 これに対して今、原子力業界が抱える大きな問題、新たに原子力工学を学ぼうとする人がほとんどいなく、 ただでさえ規制側に十分な人材がいないのに、 それに加えてこれからは事故を起こした福島第一も含めて廃棄、処理技術の開発が十分に進まない可能性が示唆されて討論は終わった。 ここしばらくは、世の中の動静を見ていくことになるだろう。 【年次大会発表計画】 十分な時間がなく、話し合いは懇親会に持ち越され、 第93回フォーラムでペットボトルの安全について話された佐々木さんに、 大阪分科会の代表講演をお願いすることになった。 【2013年春合宿、夏の大会予定】 こちらも時間切れ、日程のみ以下のように決まった。 春合宿 5月24日(金) - 26日(日) 大阪夏の大会 7月20日(土) |
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14:55 | 移動 | |
15:30 | 阿倍野防災センター、災害体験 | |
移動時間が足りなさそうなのと、雨が降ってきたため、4人ずつタクシーに分乗して阿倍野に向かった。
途中、2008年にチンチン電車懇親会(
参加15名が揃ったところで、大阪市立阿倍野防災センター、防災体験学習エリアに歩を進めた。この近辺はやたら高層マンションが多く、 その中の "あべのフォルサ" というおしゃれな名前のビルの3階だ。フォルサの語源を調べると、 どうやらポルトガル語の "força" のようだ。英語の force、つまり力。阿倍野の力と言ったところか。 この日の体験は、7人の女の子を連れた家族連れと一緒になった。みんな同じくらいの年と見受けられ、 おそらくは学校か近所の遊び仲間が集まったのだろう。ひとしきり案内のお姉さんの説明を聞き、 みんなでバーチャル地震コーナーに入った。 12人だけ動く椅子に乗れるとのことで、先に申し込んだわれらが優先された。 代わってあげようかな、と頭をかすめたが、女の子たちも心得たもので、 さっさと動かない椅子に座ってしまった。バーチャル体験は、ディズニーのアトラクションのようなもの。 大きな音とともに、12脚のベルト付き椅子を載せた床が前後左右にゆれ、画面では家具が倒れたり、 ビルのガラスが割れて降ってくる様子が映し出されていた。自然、そこからの体験学習の真剣みが増す。 (続きは会員エリアへ 会員リンク ) |
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17:30 | 終了 |
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18:00 | 懇親会、 異次元美食空間ザ・ロックアップ あべの店 (3,700円) |
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