飯野謙次著「チームづくりの数学
―ユング分析心理学とプラトニック変換―」
書籍名: 設計の科学 チームづくりの数学
―ユング分析心理学とプラトニック変換―
著 者: 飯野謙次
発行日: 2012年11月
出版社: 養賢堂
定 価: 1,680円(税込)
内容:
本書は、チーム学(Teamology)を確立したワイルド先生の2冊の著作、"
Teamology"、
および"Jung's Personality Theory Quantified" をわかりやすく解説したものである。
ワイルド先生には、2006年の
第40回失敗学懇談会(
会員リンク)に御出講いただいた。
「設計の科学」シリーズ2冊目となる本書は、“知覚”⇒ “判断”⇒ “行動”を繰り返す人間の、心理作用、すなわち知覚と判断の領域にそれぞれ4つの心理タイプ、計8つの心理タイプを提唱したユングの考え方に立ち戻り、自分がどのタイプであるかを発見し、さらに複数名でチームを構成するときにどう考えればよいか、既存チームの弱点をどう認識できるか、線形代数を使って理解する手法を解説している。
ただし性格判断ではないので、恋人や家族との相性を見定めるものではないので、注意されたし。