第122回失敗学フォーラム in 難波-->

第122回失敗学フォーラム in 難波

大型プラントの火災爆発に考える
　－対岸の火事では済まされない－

　2011から2012年、安全管理に注力してきたと思われる大手化学企業で、死傷者を伴う大型の火災爆発事故が続発した。これを受け、2013年にかけては原因、さらに深層要因の調査と再発防止策が提案、実施された。しかしこの2014年、今度は大手金属企業で火災爆発事故が続発した。
　このことは個々の事故状況分析では足らず、組織文化にまで遡求する再発防止策が求められていることに他ならない。また同時に、行政からの規制の在り方の見直しが必須の課題となっている。

(事務局: この勉強会は、年次大会の会長講演に備えるベストのイベントとなりました)
本イベントは終了しました。

失敗学会外、一般の方も参加できます。一般参加希望者は、第121回フォーラム参加希望、懇親会参加可否をお書き添えの上、 admin@shippai.org まで御連絡ください。

日　時：　2014年 11月 29日(土)
参加費：　一般 1,000円、失敗学会員 500円、大阪分科会員無料。

13:00 集合大阪市OCAT４階大阪市立難波学習センターセミナー展示室
(難波市民学習センター案内)
13:15 続発した大手化学&金属企業の工場事故災害に学ぶ教訓と課題
平松雅伸

Forum 113『日本触媒姫路製造所アクリル酸タンク爆発火災事故の教訓に学ぶ』復習
『発生防止』、『発災後の2次災害防止』
続発した事故災害の概要
1. 化学工場　東ソー南陽、三井化学岩国大竹、日本触媒姫路
2. 金属工場　新日鉄住金名古屋、三菱マテリアル四日市
要因 - 組織の安全文化　
改善
1. 発生系　物質の危害特性見直し他
2. 組織文化の再構築
3. 業界～規制の動向
4. 規制管理の仕組み

14:30 休憩

14:45 企業と消防等の連携強化
16:00 休憩
16:15 大阪分科会2015年計画

17:30 大阪大忘年会(ウィグル料理店ムカーム、参加費実費)