プログラム |
日付 | 講師 | 内容 |
第1回 10月21日(土) (10:40-12:10) | 佐伯徹
| 失敗学概論~ミニ事例解説 -失敗学ってどういうもの?- システム開発における超高速開発(xRAD)の強みと弱み |
(失敗学概論) 失敗学とは?失敗とミスは違います!失敗の本質を理解し『後世へ継ぐ』ことの大切さや、失敗学会データベースの活用方法について紹介します。 (ミニ失敗事例解説 ) ITシステム開発において、日本では「パッケージ」システムの活用は不向きであることは上期講座にてお伝えした。 では、どうすればよいのか??出来るだけシステム開発費用は抑えたい経営者に向け、超高速開発(xRAD)の強みと弱みを紹介いたします。 |
第2回 11月18日(土) (10:40-12:10) | 佐々木 英三
| 食品包装容器と食の安全 -鮮度維持・物流への寄与と食の安全、どう絡んでいるの?- |
食品包装容器というとどんな商品を思い浮かべられますか? コンビニ、スーパー、食料品店を覘くと包装されていない食品はほとんどないでしょう。 これらの包装と賞味期限は切っても切れない関係にあります。たくさんの失敗から学んだ今日の食品包装の一端をご紹介します。 |
第3回 12月 9日(土) (10:40-12:10) | 大澤 勲
| 旅客機の事故と小型機の事故はどこが違うか? -マレーシア航空機行方不明事故は防げなかった!? 調布小型機墜落炎上は防げた!- |
2014年に発生したマレーシア航空機の行方不明事故は残骸も見つからず事故原因も不明のままであるが、この事故は防げなかったのではないでしょうか?一方、2015年に調布飛行場で起こった小型機の墜落炎上事故は明らかにパイロットミスで防げたと思われます。航空機を安全に飛ばすためのシステムとその穴をすり抜けて起こる事故について考えてみます。 |
第4回 1月20日(土) (10:40-12:10) | 平松 雅伸
| Safe Community 安全・安心の街つくり -WHOが推奨するコミュニティ再生と連動する仕組みとは?- |
都市圏での自治会加入率の減少~他との関係を好まない等のコミュニティの弱体化に悩む行政には、一方で住民からの『安全~安心』への要求は大きくなっています。 WHOは、行政と住民団体との連携で、『コミュニティの再生』と『安全・安心の街つくり』を両立させる活動を推進するマネジメントシステムを世界に推奨しています。 この『Safe Community』の仕組み要点を紹介します。 |
第5回 2月17日(土) (10:40-12:10) | 佐々 正光
| コンピュータ・テクノロジーの開発と課題 -便利になればなるほど、事故やリスクが増大する。いま、行政や開発者(社)、製造者(社)、販売者(社)などに問われているものは何か?- |
少子高齢化に伴い、ますますコンピュータの利活用が必要となり、あらゆる分野で研究開発が進められています。 「日本再興戦略2016-第4次産業革命に向けて-」、「産業競争力の強化に関する実行計画」(2017年版)などが閣議決定され、具体的な取り組みが明示されています。各業界でコンピュータを、効率的に、かつ安全を求めて開発されていくものと思います。 この状況を、昨今のコンピュータ・セキュリティの問題を含め、自動運転自動車、AI(人工知能)、ロボット、IOTなどの開発で、本当に安全が確保されているのかなどについて解説していきます。 |
第6回 3月17日(土) (10:40-12:10) | 三国 外喜男
| 失敗学ウオッチング -この緩い坂道何なの、微妙な角度、凍結したら絶対転ぶね。街中ウォッチングで失敗学を学びます- |
世の中にあるもの全て、皆が使いやすいとは限らないが、何かもっと工夫してみたらと思うものが最近多いような気がします。何故わからないの、何故気付かないのと、利用者からクレームが来る前に考えてみよう。原因は、起案者、設計者、販売者の自覚していない生活習慣では。取りあえずはタウンウォッチング・ライフワークウォッチングで観察してみよう。 |