レポート和歌山訪問 川久保 治
■はじめに最後に湯浅、串本を訪れたのは10年前 レストラン道あかりはなかったし、トルコ記念館は改装中、樫野埼灯台旧官舎は写真撮り放題でした。 ■稲むらの火の館 両親が和歌山県出身、友人が広川町に住んでいたこともあり、堤防の話、稲むらに火をつけた話は幾度となく聞かされ育ちました。 今回、ご子孫である浜口陽三氏の版画が記念館に飾られているのに気づきました。 浜口陽三氏はメゾチント技法という銅版画を復興し、カラーでの印刷を開拓されたそうです。 水天宮前のミュゼ浜口陽三ヤマサコレクションに常設展示されています。 美術館に稲むらの火の館の案内等はありませんでした。(4月29日に訪問) ■トルコ記念館 2015年、イスタンブール訪問前にトルコ記念館を見学しておこうと旅行仲間と連れ立って、串本に行きました。しかし、残念ながら閉館中 今回、念願かなって見学ができました。 海難1890、プロジェクトXで事象は知っていましたが、現在、引き揚げ作業がおこなわれており、且つ、祖先の名前を確認しに来るトルコの方々がおられることを知りました。 以前として続いている両国の関係が続くことを祈願します。 尚、記念館で買った絵本には「コレラは収束」「トルコ政府の財政難で早期に帰国せざるを得なかった」と書いてありました。子供向けなので悲惨な状況であったことは伏せたのかもしれません。 ■南紀熊野ジオパークセンター 40年前、地学の先生から「和歌山には火山がないのに温泉が湧いている。なぜなのかはわかっていない」との話を聞き、長年、理由を考えていました。 施設の展示より、大昔に地球規模のカルデラ噴火があり、 火山の規模が大きすぎて、火山と認識できていなかったことがわかりました。 20年後に新たな説が出てくるかもしれませんが、暫くは考える必要がなくなりました。 ■帰宅してから 帰路、パンダを見た帰りの車で渋滞することを心配していましたが、気抜けするほど道は空いていました。 帰宅し、TVを見ていると5月25日はパンダを屋外で見ることができる最終日だったとのこと パンダファンは閉園間際まで帰らなかったため道が空いていたことがわかりました。 以上 |