事例名称 |
トランスミッションへの給油で、オイルがオーバーフローした |
代表図 |
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事例概要 |
トランスミッションへの給油で、オイルがオーバーフローした。給油配管が長く、配管角度がついていなかったので、オイルの粘性で給油管から気泡が抜けなかった。この結果、圧力をかけても気泡がクッションのように働いて反発力を生んだためである。対策として、配管角度を大きくした。 |
事象 |
トランスミッションの給油口から、オイルを注入したとき、給油口からオイルがオーバーフローした。 |
経過 |
建設機械を試作した。組立後、トランスミッションに給油するため、給油口からオイルを注入したところ、その給油口からオイルがオーバーフローしてしまった。 |
原因 |
給油配管が長く、配管角度がついていなかったので、オイルの粘性で給油管から気泡が抜けなかった。この結果、圧力をかけても気泡がクッションのように働いて反発力を生んだためである。 |
対策 |
給油管の配管角度を大きくして、気泡を抜けやすくした。 |
知識化 |
トランスミッションやエンジンへの給油口は、給油しやすいように車体側面に設けられることが多い。そのため、給油配管は長くなるが、その分、給油配管に角度をつけたり、できるだけ短くしたりして、気泡が抜けやすい配管経路を設計する。 |
シナリオ |
主シナリオ
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調査・検討の不足、事前検討不足、審査・見直し不足、誤判断、誤った理解、調査・検討の不足、仮想演習不足、不良現象、機械現象、構造の問題、流体、材料的要因、物質名リスト、気体、機械油、漏洩
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情報源 |
創造設計エンジンDB
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マルチメディアファイル |
図2.給油管の構造
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分野 |
機械
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データ作成者 |
張田吉昭 (有限会社フローネット)
中尾政之 (東京大学工学部附属総合試験所総合研究プロジェクト・連携工学プロジェクト)
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