事例名称 |
軽油脱硫装置の製品抜き出しポンプの潤滑不良による火災 |
代表図 |
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事例発生日付 |
2001年11月 |
事例発生地 |
沖縄県 |
機器 |
軽油脱硫装置の製品抜き出しポンプ |
事例概要 |
常圧蒸留装置で製造された軽油を軽油脱硫装置に受け入れ精留塔で低硫黄軽油を生産している。事故当日の一週間前から精留塔の製品抜き出しポンプのメカニカルシールの不調でホースにより散水していた。その後、ポンプの定修を終え、未脱硫軽油を循環するスタートアップ操作(温度98℃)を行っていたところ、ポンプのメカニカルシールカバーフランジ部から油が漏洩し火災となった。 |
事象 |
ポンプ不調の時散水していたが、このときベアリングボックス内に多量の水が混入しており、潤滑不良が原因でシャフト異常振動が起き赤熱(約800~900℃)したベアリングボックス部が着火源となって火災に至ったもの。 |
原因 |
点検不良(清掃) |
シナリオ |
主シナリオ
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不注意、注意・用心不足、作業者不注意、使用、保守・修理、定修、軽油脱硫装置、ポンプ不調、非定常行為、変更、作業内容変更、ホースによる散水、ベアリングボックス、水浸入、潤滑不良、不良現象、機械現象、振動・騒音、摩擦熱、二次災害、損壊、火災
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情報源 |
高圧ガス保安協会
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死者数 |
0 |
負傷者数 |
0 |
物的被害 |
不明 |
被害金額 |
不明 |
全経済損失 |
不明 |
備考 |
WLP関連教材 ・プラント機器と安全-運転管理/回転機器の安全 |
分野 |
材料
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データ作成者 |
小林 英男 (東京工業大学)
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