事例名称 |
セラミックフィルタ損壊 |
代表図 |
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事例発生日付 |
1999年09月 |
事例発生地 |
日本 |
事例発生場所 |
火力発電所 |
機器 |
ろ過式セラミックフィルタ |
事例概要 |
設備不備(製作不完全)に伴うエレメントと中間管板との接触によりセラミックフィルタ下部フィルタの外筒側エレメントに軽微な打痕等の傷および欠損が発生。 |
原因 |
振れ止め金具、全4ヶ所のスペーサの内、1ヶ所がないことと、エレメント破片にも中間管板との当り傷があったことから、逆洗時にエレメントの振れが通常より大きくなり、中間管板との接触により欠損が発生。 スペーサーがなかった原因はスペーサ押さえ金物の回転ズレによりスペーサが抜け落ちる構造であったこと等から、運転時の逆洗によるエレメントの振れではずれたため。 |
知識化 |
構造上の欠陥が招いた事故 |
シナリオ |
主シナリオ
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誤判断、誤った理解、詳細計画ミス、製作、ハード製作、機械・機器の製造、セラミックフィルタ、スペーサ押さえ金物の回転ずれ、使用、運転・使用、機械の運転・操縦、スペーサ脱落、破損、破壊・損傷、破壊・破断、エレメント欠損
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分野 |
材料
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データ作成者 |
新田 明人 ((財)電力中央研究所)
小林 英男 (東京工業大学)
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