失敗事例

事例名称 蒸気タービン損壊
代表図
事例発生日付 1999年08月
事例発生地 日本
事例発生場所 火力発電所
機器 低圧タービン動翼
事例概要 保守不備(自然劣化)に伴うエロージョンにより低圧タービン最終段動翼に折損、欠損、打痕が発生。また、その他の動翼にも打痕が発生。
原因 動翼母材において、エロージョンに伴う表面形状変化(凹凸)および減肉の進展により局部的に応力が増加しクラックが発生、破断に至った。
知識化 経年損傷には木目細かな検査が重要
シナリオ
主シナリオ 不注意、理解不足、リスク認識不足、使用、保守・修理、点検、低圧タービン動翼、エロージョン発生の見落とし、破損、破壊・損傷、亀裂・割れ、動翼折損
分野 材料
データ作成者 新田 明人 ((財)電力中央研究所)
小林 英男 (東京工業大学)