事例名称 |
蒸気タービン左側加減弁後ドレン管損傷 |
代表図 |
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事例発生日付 |
2000年02月 |
事例発生地 |
日本 |
事例発生場所 |
火力発電所 |
機器 |
蒸気タービン左側加減弁後ドレン管(材質:STPG38) |
事例概要 |
保守不備(自然劣化)に伴うドレンの堆積により左側加減弁後ドレン管腐食穴あきによる蒸気リークが発生。 |
原因 |
当該ドレン管は、加減弁後とタービン入口立ち上がり管のドレンをドレントラップにより排出している。 プラント起動停止時に発生したドレンが、ドレン配管内面に付着したスケールと配管の間に付着した。 当該ドレンは低pHおよびCl分を多く含むため、長期にわたる運転停止の繰返しにより酸素と結合し、腐食が進行し穴あきに至った。 |
知識化 |
経年損傷には木目細かな検査が重要 |
シナリオ |
主シナリオ
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不注意、理解不足、リスク認識不足、使用、保守・修理、点検、ドレン管、管内面のドレン付着見落とし、破損、減肉、腐食・酸化、管開孔
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分野 |
材料
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データ作成者 |
新田 明人 ((財)電力中央研究所)
小林 英男 (東京工業大学)
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