事例名称 |
ボイラー火炉管損壊 |
代表図 |
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事例発生日付 |
2000年01月 |
事例発生地 |
日本 |
事例発生場所 |
火力発電所 |
機器 |
ボイラー火炉管 |
事例概要 |
保守不備(保守不完全)に伴う局部過熱により火炉コーナーのデ・アーチ部とバーナーパネル部において破孔および破孔からの漏洩蒸気による摩耗が発生。 |
原因 |
起動時にバーナー部非加熱部が燃焼用空気により冷却されることにより、バーナーパネル部の缶水流量が一時的に減少・停滞したことで流量変動を起こし、バーナー下部の一部の火炉管において局所的な過熱を引き起こし、クリープ破断に至った。 起動時の局所的過熱の繰返しにより高温部で徐々にスケールが成長し、これが相乗的な影響を及ぼした。 |
知識化 |
予測困難な流動現象が招いた事故 |
シナリオ |
主シナリオ
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無知、知識不足、経験不足、使用、運転・使用、機械の運転・操縦、ボイラー火炉管、不良現象、熱流体現象、流体現象、缶水流量変動、局部過熱、破損、破壊・損傷、クリープ、管噴破
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分野 |
材料
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データ作成者 |
新田 明人 ((財)電力中央研究所)
小林 英男 (東京工業大学)
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