事例名称 |
フレキシブルコンテナのつりベルト切断 |
代表図 |
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事例発生場所 |
浄水場のろ過池 |
機器 |
フレキシブルコンテナのつりベルト |
事例概要 |
2箇所に繊維ベルトの吊り手がついたフレキシブルコンテナの吊り手が破損してコンテナが落下 |
事象 |
浄水場で,ろ過池更生用薬剤(アンスラサイト)を投入するため,繊維ベルト(破断荷重:2.7t)製の吊り手が2箇所についたフレキシブルコンテナ(薬剤込み質量:730kg)を移動式クレーンで吊り,被災者が合図を行いながらスコップを用いて薬剤の投入を行っていたところ,繊維ベルト2本が同時に切れて,コンテナが投入を行っていた被災者の上に落下した. |
原因 |
吊り手の繊維ベルトの「傷み」が進行していたこととフレキシブルコンテナの日常点検がなされていなかったこと |
対策 |
ベルトスリングの廃棄基準の徹底 |
知識化 |
繊維ベルトの劣化は早い |
シナリオ |
主シナリオ
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不注意、注意・用心不足、作業者不注意、つり荷の下での作業、定常動作、危険動作、安全不備な動作、作業者の上での巻下げ、定常動作、危険動作、危険場所への立入り、荷の下で作業、破損、破壊・損傷、破壊・破断、フレキシブルコンテナの吊り手の切断、身体的被害、死亡、事故死、落下したフレキシブルコンテナの下敷き
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情報源 |
安全衛生情報センター
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死者数 |
1 |
分野 |
材料
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データ作成者 |
河島 邦寿 (元(社)日本クレーン協会)
小林 英男 (東京工業大学)
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