事例名称 |
機械集材装置の主索の支持金物が破損 |
代表図 |
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事例発生場所 |
伐木作業場 |
機器 |
機械集材装置の主索の支持金物 |
事例概要 |
機械集材装置のワイヤロープ支持金物が破損してワイヤロープが落下 |
事象 |
本機械集材装置は,使用荷重が500kgのエンドレスタイラー式で,主索(直径:18mm,総延長:367m)の元柱から67mの地点に,山越えのために設けられている中間支柱のワイヤロープ支持金物が,横引きによる偏荷重を受けて破損して,ワイヤロープが落下した. |
原因 |
先山にいた作業者が,ラインから横方向にある伐木3本(質量:450kg)を荷掛けして運転者に巻上げの合図を行ったため横引き状態になって,中間支柱の支持金物が強度不足となり破損した. |
対策 |
集材装置の取り扱い基準の作成 |
知識化 |
集材装置は横引きになりやすい |
シナリオ |
主シナリオ
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調査・検討の不足、事前検討不足、作業・工程検討不足、横引き、計画・設計、計画不良、設計不良、支持金物強度不足、破損、破壊・損傷、破壊・破断、支持金物破壊、身体的被害、死亡、事故死、落下したワイヤロープが激突
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情報源 |
安全衛生情報センター
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死者数 |
1 |
分野 |
材料
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データ作成者 |
河島 邦寿 (元(社)日本クレーン協会)
小林 英男 (東京工業大学)
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