失敗事例

事例名称 給湯配管より溢水し、廊下・食堂が水浸しになった。
代表図
事例発生日付 2000年06月22日
事例発生地 福岡県
事例発生場所 建築(増築・改修)工事
事例概要 この失敗は建築(増築・改修)工事における事例である。病院の天井内の給湯配管より溢水し、廊下・食堂が水浸しになった。
事象 給湯配管より溢水し、廊下・食堂が水浸しになった。
経過 建築(増築・改修)工事において、病院の天井内の給湯配管より溢水し、廊下・食堂が水浸しになった。患者・病院関係者に多大な迷惑を掛けた。(修理費用:80万円)
原因 1)配管先端開口部がビニールテープ巻のみの処理であった。
2)配管の管理バルブが何者かにより開放されていた。
対処 1)配管末端に仮止めプラグを設置する。
2)管理プラグを脱着式にする。
対策 1)事前検討会における打ち合わせの向上
2)作業所長による確認の徹底
3)作業員への教育の徹底
知識化 ・事前検討会の重要性
・確認の重要性                                           
・教育の重要性
データベース登録の
動機
一歩間違えれば大規模災害につながる事故であること
シナリオ
主シナリオ 手順の不遵守、手順無視、操作手順無視、誤判断、誤認知、勘違い、調査・検討の不足、事前検討不足、作業・工程検討不足、企画不良、戦略・企画不良、作業工程見極め不足、組織運営不良、運営の硬直化、教育不足、組織運営不良、管理不良、作業管理不足、使用、保守・修理、処理不足、定常操作、誤操作、誤った操作、破損、破壊・損傷、水浸し、組織の損失、経済的損失、修理費用、組織の損失、社会的損失、信用失墜
情報源 (株)熊谷組 九州支店 失敗例活用研究会
死者数 0
負傷者数 0
分野 建設
データ作成者 藤本 勝 (株式会社 熊谷組)